食洗機の洗浄力低下を防ごう!食洗機のお手入れ&お掃除方法
食器洗いにかかる手間や時間をカットしてくれる食洗機はとても便利ですよね!
でも、みなさんは食洗機のお手入れやお掃除をしていますか?
「食洗機は食器を洗う機械だから、使用する度にキレイになっているのでは…」と思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、食洗機はしっかりお手入れやお掃除をしないと洗浄力が低下しやすくなるといわれています。最悪の場合、故障する恐れもあるため注意が必要です。
そこで今回は、食洗機の洗浄力低下を防ぐためのお手入れ&お掃除方法をご紹介します。
食洗機のお手入れ&お掃除をしないとどうなる?
食洗機は、実は使用する度にどんどん汚れていっています。使用後にしっかりお手入れやお掃除をしておかないと、食洗機の部品や機能の劣化につながることも。
特に、食洗機の底にある食べカスなどを集めるフィルターは使用の度に汚れが溜まるため、雑菌やカビが発生しやすいところです。
雑菌やカビが増えると、食器に付着してしまったり食洗機の洗浄力が低下してしまったりすることも考えられます。
そのため、簡単で良いのでフィルターは毎回お掃除しておきましょう。
食洗機のお手入れ&お掃除方法
お手入れやお掃除をこまめに行うことで、食洗機の洗浄力低下を抑えたり、食器洗いの仕上がりを良くしたりとさまざまな効果が期待できます。また、日常のお手入れの他にも、月に1度はしっかりお掃除することも大切です。
ここでは、食洗機のお手入れとお掃除方法をパーツ別にご紹介します。
✅フィルター
1番汚れが溜まりやすいフィルターは、使用後こまめにお掃除しましょう。フィルターを取り外し、溜まっているゴミを取って、流水ですすぎながら汚れをキレイに落としましょう。細かい汚れはスポンジや歯ブラシなどを使用するのがおすすめです。
✅庫内
庫内は食洗機のカゴを取り外し、やわらかい布で水拭きします。特に排水口付近や、カゴをセットするレール部分はゴミが溜まりやすいためしっかりお掃除しましょう。
このとき、布にキッチン用のアルコールなどを吹きかけてお掃除を行うと、落としにくい油汚れなども取りやすくなります。細かい部分は綿棒などを使って掻き出しましょう。
✅カゴ
食器を入れるカゴは汚れがつきやすい場所です。カゴを取り外し、スポンジや歯ブラシなどで汚れをこすり落としましょう。最後に流水ですすいでください。
✅ゴムパッキン
ゴムパッキンは、食洗機を使用していても洗浄液が届かないことが多いため、汚れが溜まりやすいところ。特にパッキンの裏側や隙間はカビが発生しやすいため要注意です。
お掃除をする際は、キッチン用のアルコールをやわらかい布につけて拭きます。細かい部分は、つまようじや割り箸にキッチンペーパーなどを巻きつけて行いましょう。
食洗機を汚さない使用方法
お手入れやお掃除も大切ですが、食洗機の使用方法を少し変えることで洗浄力低下を防ぐことも可能です。
ここでは、食洗機をあまり汚さずに使用する方法をご紹介します。
✅食器を予洗いする
食器についている大きな汚れや落としにくい汚れはあらかじめ軽く手洗いすることをおすすめします。それによって食器の汚れが落としやすくなり、フィルターにゴミが溜まるのも防げます。
✅食洗機を水切りカゴにしない
食洗機を水切りカゴ代わりにしている方は多いと思います。食洗機として使用した際水は排水されますが、手洗いによって出た水は排水口に溜まるため、カビなどが発生しやすくなります。水切りカゴとして使用するのは避けましょう。
✅月に1度は空洗いする
食洗機は月に1度食器を入れずに空洗いしましょう。専用の洗剤を入れて約30分空洗いをし、その後は清潔な布で乾拭きしてください。汚れが落ちない場合は、歯ブラシなどを使用して汚れを取りましょう。
おわりに
食洗機は、食器を洗う手間を省くとても便利なツールです。だからこそ長く清潔に使用していきたいですよね。
でも毎回すべてのパーツを取り外して拭き掃除をするのは大変なので、こまめに掃除するのはフィルターだけにし、その他のパーツのお掃除はたまに程度にしておきましょう。また、汚れが溜まらないように予洗いをしたり、水切りカゴ代わりにしたりしなければ比較的キレイに使用できます。
今回ご紹介した方法をもとに食洗機を清潔に保ち、洗浄力低下を防ぎましょう!